【漫画】「毎月の飲み代は200万円」「活躍した選手には5万円」漫画家・水島新司一番稼いでいた時期の売れっ子ぶり [征夷大将軍★]

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1 :征夷大将軍 ★:2022/05/25(水) 17:55:02 ID:CAP_USER9.net
文春オンライン 5.25
https://bunshun.jp/articles/-/54582

日本の野球が「世界一」をつかんだ記念日。それが1977年9月3日だ。読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズ23回戦、この日の2打席目に立った王貞治は鈴木康二朗のシンカーをライトスタンドへ。メジャーリーグ記録を抜く756号を達成した瞬間だ。後日、この偉業が称えられ、当時の福田赳夫首相から最初の国民栄誉賞を授与されている。野球が娯楽の王様だった時代、その「プロ野球絶対王朝」の最盛期が77年だった。

■神がかっていた「1977年の水島新司」
なぜこの話を持ち出したかといえば、水島新司の最盛期もまた1977年、38歳の頃ではないかと考えるからだ。もちろん、作品の面白さなどは読者個々で異なるだろうが、それでも「1977年の水島新司」は質量ともに神がかっていた。

まずは量について。この年の連載作品のラインナップがただただ凄い。『ドカベン』(6年目)、『野球狂の詩』(6年目、この年でいったん連載終了)、『あぶさん』(5年目)、『球道くん』(2年目)、『一球さん』(3年目、この年で連載終了)。

さらに、『週刊少年サンデー』の元編集部員で、のちに野球ライターの第一人者となる永谷脩とともに野球専門誌『一球入魂』を創刊。責任編集長まで務め、この雑誌上で『白球の詩』の連載を開始している。この頃の生産数は、なんと月産450枚!

通常の人気作家が月産100枚前後であることを考えれば、いかに尋常ではない量をこなしていたかがわかる。『ドカベン』連載中の70年代、睡眠は毎日3時間程度。と言っても、描くことが楽しくて寝たくなかった、とまでコメントしたことも。

水島によれば、この「量」こそが自身の作品パワーの源だったと、『月刊経営塾』1995年10月号で「漫画家に一番大事なのは勢いじゃないかと思います。筆の勢いがイコール情熱になる」と語り、さらにこう続けている。

私の師匠である花登筺先生(故人)が、「力作は量産から生まれる」と言われたんです。でも、僕がそれまで先輩に聞いていたのは、「量産は駄作しか生まない」という逆説でした。つまりまったく違うんですね。でも花登先生の場合は、本当に量を書いて、それがことごとくヒットしたでしょう。だから花登先生の方が説得力がありましたから。実際に描いてみますと、やっぱり才能のない人は量を描けないんです。

また、「質」という意味でも77年最強説を唱えるファンは多い。

ドカベンシリーズ史上最高試合、との呼び声も高い高校2年春のセンバツ決勝、「明訓土佐丸」戦が描かれたのも同年だ(それゆえ、この試合が収録された『ドカベン』30・31巻こそ水島マンガの最高傑作、とする読者も多い。水島マンガの模写で腕を磨き、のちに『スラムダンク』を描いた漫画家・井上雄彦もそのひとり)。王がバットで天下を獲った年に、ペンで野球マンガ界の天下を獲っていたのだ。

さらに、この1977年は『ドカベン』と『野球狂の詩』が揃って実写の映画化。しかも、両作品で“役者・水島新司”として出演まで果たしていて、TVCMにも出演。テレビをつければ『ドカベン』と『野球狂の詩』のアニメも流れていた(ともにフジテレビ系)。

そんなドカベン人気に押されるように、『週刊少年チャンピオン』の人気も最盛期に。1977年に全国大学生協連が東大をはじめとする26大学、約5千人を対象に調査した「学生の生活実態」で、《よく買う、またはよく読む本》のナンバーワンは、秋田書店発行の『週刊少年チャンピオン』だった。

では、これだけの「量」と「質」を担保するアイデアの源泉はどこにあったのか?

水島新司自身の言葉でこういうくだりがある。

たとえば銀座の飲み屋で三軒ほど僕のツケで、南海の選手はタダという店を作ったり、南海が東京のゲームで勝った時に、「あぶさん賞」とか「鉄五郎賞」とか勝手に作りまして、活躍した選手に五万円を分けて渡したりしてました。ま、南海はそんなに勝たなかったから、ハハハ。(『週刊文春』1988年11月24日)

酒が飲めないのにもかかわらず、1977年からの2年間、毎月のように200万円の飲み代を支払っていたというから、いかにこの飲み屋が情報入手の場になっていたかがうかがえる。それが成り立ったのは、この時期、水島が漫画家生活のなかでもっとも稼いでいた時期だったから、というのは本人も認めている。

おそれ入るのは、これだけ創作活動に時間をかけながら、年間で何十試合も草野球に励んでいたこと。まさに「野球狂」とは水島新司本人のこと。

これから水島作品を読んでみたい、久しぶりに読みたい、という方には、ぜひ1977年前後の作品をお勧めしたい。描いて描いて描きまくったからこそ到達した「日本野球のもうひとつの真髄」がそこにあるのだから。

55 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 19:41:42.44 ID:A9C3aSiB0.net

冨樫スレに続いてこれ読んでワロタ

4 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 17:57:27 ID:YlBRr6rx0.net

22 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:11:19 ID:iXpgePWKO.net

確かに77年頃の水島新司は凄かったな
つか昔の売れっ子漫画家はほんと仕事量凄かったからな

85 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 23:25:58.19 ID:IxRHCQUl0.net

野球小僧だった頃わずかな小遣いを持って古本屋で買ったドカベンが中学生編な上に柔道漫画だった事に絶望した思い出

7 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:02:49 ID:YlBRr6rx0.net

112 :名無しさん@恐縮です:2022/05/26(木) 11:41:16.79 ID:rzoKXhRs0.net

>>66
嘘つき!

95 :名無しさん@恐縮です:2022/05/26(木) 01:01:47.26 ID:wvO74Qwh0.net

>>88
昔うちの実家が食堂やってて色んな漫画雑誌を本屋に定期配達してもらってたけど、少年漫画誌はチャンピオンだったのはジャンプより売れてたからか こまわり君とかマカロニほうれん荘を読んでたな  

21 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:11:04 ID:qcus5asg0.net

酒飲めないのかよw
よくあぶさんとか描けたな

56 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 19:42:06.19 ID:BT2kUlTh0.net

「球道くん」は名作だ
それをパクったのが「MAJOR」

127 :名無しさん@恐縮です:2022/05/29(日) 13:11:07.77 ID:2LV2eKMf0.net

>>126
単行本を全巻持ってたのは、野球狂の詩とあしたのジョーだけだったわ
17巻と20巻で丁度いい長さで名作だと思う

35 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:31:21 ID:ZjsSmsfM0.net

>>25
掲載雑誌に住所書いてあったし、
近所の交番で聞けば道を教えてくれたからなw

25 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:13:37 ID:iXpgePWKO.net

>>16
いい思い出だなぁ
昔は漫画家の住所すぐ判ったんだよなw

116 :名無しさん@恐縮です:2022/05/28(土) 09:12:55.98 ID:froNK4ti0.net

>>103
野球漫画だと個人的にはキャプテンだな~ほかはあんまピンとこなかった

6 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:02:00 ID:othYDRFA0.net

人物は殆ど本人が書いてたと思うから、この450枚ってホントすごいわ。

30 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:18:51 ID:AhNVjIDO0.net

>>1
酒が呑めないってマジかよww
あぶさん読んでたから信じられんわ

69 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 21:12:28.19 ID:eHJcVK8c0.net

>>2
前はebookjapanで販売しててかなりの数買ったよ

でも仕様が変わって読めなくなってしまった

121 :名無しさん@恐縮です:2022/05/29(日) 11:34:58.64 ID:Qj1d8FRA0.net

実写映画は黒歴史

129 :名無しさん@恐縮です:2022/05/29(日) 13:25:13.27 ID:MlcT/VSo0.net

力道玄馬 丹古母鬼馬二

107 :名無しさん@恐縮です:2022/05/26(木) 11:21:12.51 ID:JyaqkXOE0.net

>>89
>>93
亡くなったのは知ってるよね?

42 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:42:38 ID:8r8G7tfW0.net

さくらももこが「野球狂の歌」狂になってたとエッセーに書いてたな

3 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 17:56:47 ID:y1ObxGFW0.net

ジョニーデップのワイン代が月5億だっけ

50 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 19:09:40 ID:NOCn+Q/i0.net

>>25
仕事場に押しかけてきたファンの女の子と結婚したの弓月光だっけ

16 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:09:15 ID:4GWuL1/R0.net

水島新司先生の最高傑作は銭っ子!

小学生の時の、昭和50年2月3日の寒い日のこと。
学校サボって水島プロダクションに遊びに?押しかけに行ったら、遠くから来たということで入れてもらえ見学させてもらったんだけど、
ドカベンの色付け(緒形と里中が投げ合うシーン。少年チャンピオン1975年16号の表紙絵だった)をしてたアシスタントが「何の作品が好きなの?」って聞いてきた。

自信満々に「銭っ子!」って答えると、、、
何かの下絵を鉛筆で一心不乱に書いてた水島先生が「えええっ?!」ってとてもびっくりしてしまい、おいらのことを見上げたんだよなw

ドカベンか、丁度最終回をむかえた男ドアホウ甲子園だと思ってたのが意表をつかれたみたいだった。
銭っ子って連載時は毎回ラストに掲載されてて、後から知ったんだけど、手塚治虫「アラバスター」と人気投票で最下位を争ってたらしい。
その4,5年後にはドカベンとブラックジャックでトップを争うことになるんだから、
マンガの世界は本当に水モノだよなw

当時銭っ子は秋田書店から第2巻までしか発売されてなかったのが、
1年後ぐらいに一気に全5巻完結編までリリースされたのは、
水島先生の心を動かしたおいらのおかげ?w

117 :名無しさん@恐縮です:2022/05/28(土) 09:14:16.84 ID:froNK4ti0.net

>>54
使い方によるやろそんなん

12 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:06:47 ID:PkpHcIYY0.net

筆だって(笑)

5 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 18:01:22 ID:HjOFhM7g0.net

ドカベンも巨人の星も読んだこと無いが
どっちが名作なんだろ

105 :名無しさん@恐縮です:2022/05/26(木) 09:33:33.85 ID:0lBi18VC0.net

南海の選手が大阪球場で代打ホームランを打ったら自腹で
あぶさん賞という金一封を出してた。また、大阪球場のレフトスタンドにもあぶさんを広告として出してた。

71 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 21:18:42.81 ID:eHJcVK8c0.net

>>39
水島漫画読んだことないだろ

123 :名無しさん@恐縮です:2022/05/29(日) 11:53:26.46 ID:rz/YxDYu0.net

>>54
今の500万くらいでしょ
まあそんなもの

49 :名無しさん@恐縮です:2022/05/25(水) 19:01:38 ID:Czl7iJEW0.net

>>45
しかも大半は反社系

 

 

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